目的
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本ディレクトリ以下は異常検知の技術に関する実験と結果をレポートします。
AE
ニューラルネットワークを用いる最もベーシックな手法がAutoEncoderです。
1. 圧縮(Encoder)と復元(Decoder)
AEは、入力画像を一度小さなデータにギュッと凝縮し( エンコード )、そこから元の画像を復元する( デコード )という構造を持っています。
- Encoder: 画像の重要な特徴(形、色、構造)だけを抽出する。
- Decoder: 抽出された特徴だけを頼りに、元の画像を再現する。
2. 「正常」だけを学習する
学習フェーズでは、正常な画像だけを大量に読み込ませます。
すると、AIは「正常な画像に含まれるパターン(例:傷のない表面、正しい部品の配置)」を効率よく圧縮・復元できるようになります。
3. 再構成誤差による判定
学習が終わったAIに、未知の画像を入力します。
- 正常な画像が来た場合: 学習済みの得意なパターンなので、きれいに復元できます。入力と出力の差(再構成誤差)は小さくなります。
- 異常な画像(汚れや異物)が来た場合: AIは「異常なパターン」を知らないため、その部分をうまく再現できません。結果として、入力と出力の差が大きくなります。
判定の基準:
「入力画像」と「AIが描き直した画像」を引き算し、その差が あらかじめ決めたしきい値(Threshold) を超えたら「異常」とみなします。
